会長挨拶


2022-23年度
会長 青山 嵩

(あおやま たかし)

 

会長挨拶

「ロータリーの『和(輪)の心』に学び、未来ビジョンを掲げてともに生きる」

このたび、私は富山西ロータリークラブ2022-23年度会長を務めさせて頂きます。よろしくお願いします。

本年度の国際会長ジェニファー・ジョーンズ氏はロータリーのテーマを「イマジンロータリー」とし、ロータリーは多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)を重視しています。また、黒川ガバナーは、「今これからの未来ビジョンを掲げてより良いクラブ像を想像して行動していく必要があります」と呼び掛けています。

1 私たちのクラブは昨年度50周年を祝い、今年度は次なる50年(100周年)に向けて、これまで培ってきたクラブイメージを大切に引き継ぎ、さらに創意と工夫をこらして未来ビジョンを描きながら、全員がチャーターメンバーになったつもりで、新しい時代へ感動と気概をもって進みたいものです。

2 ロータリークラブは「楽しくなければロータリーでない」とは先人達の言葉です。会員同士が互いに生業と人柄に触れ、これに学び合う例会と親睦は自己研鑽の場として楽しみの1つです。例会をさらに充実させ、男女問わず新しき人材を募り、会員間交流を一層深めていきたいと考えています。「親睦」と「奉仕」はロータリーの両輪です。ともに円滑に回して楽しいクラブ作りをしていきます。

3 今年度は、より対外的奉仕活動を重視します。ロータリーの奉仕の理念に沿い、社会的に弱い立場にある人々や子供たちにロータリーの光を当て、「夢と希望をもって生きる」をコンセプトにして事業を行います。R財団の補助金を活用して、不登校・引きこもりなどの若者たちが農業体験を通して自立をはかるNPO法人『はぐれ雲』にドローンを寄贈します。そして、この若者たちが作るお米を一人親家庭や子ども食堂、その他貧困家庭などに提供して次の社会奉仕につなげるという事業を推進します。

また、これまでやってきた各委員会の事業に加えて、子どもたちにスポーツ、文化芸術、音楽などに接する機会を提供して能力の啓発を図る事業を取り上げます。国際奉仕委員会のカターレ富山の椎名選手とのコラボもよい企画だと思います。このように、委員会の垣根を超えて皆が知恵を出し合って、これらの奉仕活動が少しでもできる環境を作りたいと思います。

4 ロータリーを市民に正しく理解してもらうには、お互いに共鳴できる奉仕活動を実践して、これを広く発信していくことが必要です。今年度はこのような公共イメージ向上を推進していきたいと思います。

最後になりますが、私はロータリー歴は浅く、クラブの幹事など要職についていないため、まだ経験不足・勉強不足が否めません。しかし、「ロータリーに学び、ロータリーとともに生きる」を信条として、ロータリーの理念を少しでも体現できるよう努めさせて頂きますので、皆様の温かい御指導御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。